管理番号 | 新品 :78921363 | 発売日 | 2024/07/12 | 定価 | 298,500円 | 型番 | 78921363 | ||
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2023年の2月下旬に、バンコクジュエリーフェアが開催されました。某は、2月の中旬から一か月程、タイでぶらぶらしていたのですが、このバンコクジュエリーフェアが開催される事をすっかり忘れていて、タイでたまたま開催される事に気づき、一日だけ行く事にしました。 感想としては、「商品が少ない」「高い」「店も客もほとんどインド人」「売り方が汚い」といった感じで、特に何も買わずに帰りました。全くの無駄足でした。ここは、サンダルでは入れないので、わざわざエアーマックス(っぽい)運動靴を800円で買って中に入ったのですが、荷物になるので、その靴は会場を出た後、すぐに捨てました。 *「商品が少ない」・・・・・インド人の店ばかりなので、商品に多様性が無いんですね。ありきたりな宝石ばかりでした。今、グリーンランド(そのうちのポーランド領)でルビーが採掘されているそうで、そのお店には興味が湧きましたが、すべて加熱で、しかも、汚いルビーでした。つまり、わざわざ購入するには値しないと判断し、すべて見せて頂いた後に、お礼を言って去りました。
*「高い」・・・・・インド人は、日本を含め、世界中のジュエリーフェアをグルグル回っているので、「カモがネギをしょって歩いてくる日本」や「見栄っ張りで相場を気にしない買い物をする中国」、あるいは、「働きもせず、石油でのうのうと贅沢をしているドバイの金持ち」や「先進国の経済援助を懐に入れている、アフリカ・アジアの権力者一族およびその取り巻き」に売ればよいという発想を持っています。ですので、本当にいいものは値段を下げないのです。
*「店も客もほとんどインド人」・・・・・インドの国の景気の良さを物語っていると思います。アメリカ・ヨーロッパ陣営、ロシア・中国陣営の両方にしっぽをふって、大儲けしているインド。確か、数年前、日本海に面した東北の食堂で、サラリーマンがぼやいていたなあ・・・・・。交渉して取引価格を決め、注文を入れても、しばらくしてから値段を吊り上げてくるから、こちらの予定が立たない。一筋縄ではいかない。そんな風に嘆いていたなあ。つまり、もっといい条件のところがあれば、簡単に裏切って、他のところに乗り換える。これがインド方式なのです。ルールは破るためのものであるという事です。
*「売り方が汚い」…‥この商品はセレクトできますが、この商品はルースケースの中の商品をすべて購入してもらいます。これなら、まだ、分かります。しかし、もっとえげつない売り方をするのがいるのです。詳しくは言えませんが・・・・・(笑)。いや、実は、リピーター様の中に、タンザニア産のコバルトスピネルやベトナム産のコバルトスピネルを探している方が何人かおられて、いいのがあればと思いながら見ていたのですが、トップランクのベトナム産カラー(以前、某が、10ピースぐらいをケースに入れてお売りしたレベル)以外は、わざわざ買う必要のないレベルの石ですね。冷静に考えてみて下さい。「ベトナム産トップランクカラー(見事なコーンフラワーブルー)」以外は、せいぜい「ロイヤルブルー」どまりです。さほど美しくはありません。かなり数もあるようです。なのに、モース硬度8しかないスピネルの分際で、1ctほどのロイヤルブルーが、カラット当たり1万ドル越えるのです。おかしいでしょう?同じ見栄えのサファイア(モース硬度9で、非加熱)より高いなんで・・・・・。
さて、今回、皆様にご紹介する商品は、見事なゴールデンカラー、そして、見事な照りを有するインペリアルトパーズです。名人にリカットしてもらい、ようやく完璧な仕上げになりました。ルースを手の甲の指に間に乗せてご覧いただきますと、中央部分も含め、石の表面全体から、インペリアルならではの高貴なキラキラ、蜜をまとったようなトロトロな感じをご覧頂けます。輪郭も、指を映えさせるラインとなっております。当方の特選品です。お勧め申し上げます。