管理番号 | 新品 :96600877 | 発売日 | 2024/07/17 | 定価 | 38,800円 | 型番 | 96600877 | ||
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およそ1200年前、平安京の時代に宮廷に仕える織物師によって、京都の西陣織が生まれました。 その中でも【紋屋井関】の名で呼ばれていた井関家は、西陣紋織の創始者を遠祖に持ち、室町時代に『御寮織物司』として任命された六家の一つ。 『御寮織物司』とは、禁裏の装束や公家装束・将軍・大名など、高貴な衣装を織ることを許された名家。 その中でも【紋屋井関】さんは、古代からの織物の歴史や西陣に伝わる技を脈々と受け継いできた、最高峰の西陣織作品を発表し続けている老舗の織元さんです。 その名門の織り成す【御寮織】は、全てが手織り。一人の職人さんが一本の帯を織れるようになるには約20年程もかかるそう…。 また御寮織の最大の特徴と致しましては、とても贅沢な素材を惜し気もなくふんだんに用いていることです。 豪華に煌めくプラチナや格調高い本金糸、また本金箔・本銀箔など… まるでジュエリーを製作するかの様な高級素材の数々を惜しみなく用いています。 選りすぐりの最高の素材と熟練された匠の技を持つ工芸士さんによって織り出された、正に《至極の逸品》 優れた技術と意匠との集大成が、こちらの【御寮織】なのです。 名門が織り成す「御寮織」は、最高級の素材を用いているのにも関わらず、驚くほどにしなやかで‟ふわり”と軽やかで、まるで羽衣を身に纏っているかの様な、他では味わう事の出来ない素晴らしいお締め心地を叶えてくれます。 こちらの帯は、大人気の名物裂【葡萄唐草文錦】を織り上げ、格式の高さの中にもエレガンスを兼ね備えた、極上の仕上がりに。 黒留袖や色留袖・訪問着等のフォーマルにはもちろんのこと、附下や色無地・江戸小紋など…、実に幅広いお着物とお楽しみ頂ける、お使い勝手も宜しい《究極の袋帯》なのです。 もちろん、これ程までに素晴らしいお色柄の未使用品の帯が入荷することは滅多にありません。 最後のお写真にお載せ致しました通り、お締めになられる際には見えない帯裏に淡いアクがございましたので、今回は特別にお安いお値付けをさせて頂きました。 長い歴史に彩られた西陣織の名品ならではの感動を、ぜひこの機会にご堪能下さい。 ~鎌倉ふわり~ 【寸法】 長さ 455cm 幅 31cm 【素材・状態】 正絹 新品ですが、裏に淡いアクがございます。