管理番号 | 新品 :63249904 | 発売日 | 2024/02/14 | 定価 | 100,000円 | 型番 | 63249904 | ||
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カテゴリ |
(株)賢祥堂美術 オークション
Gallery KENSYODO Auction
*■ 日本古画 ■ 伝:曾我蕭白筆 水墨 蓮葡萄図 双幅(極:不蹈道人) <221022050>*
作品データ
本紙 125cm×54.2cm
軸 182.7cm×66.6cm
経年による古色が加わっています。
画像にてよくご確認の上、不明な点についてはお問い合わせください。
江戸中期の大画家 曾我蕭白の筆と伝わる作品です。
双幅にして全く違う画題ながらも、どこか連続性を感じさせる流動的な構図、
水墨の濃淡と強弱を活かし、
動と静を絶妙に描き分けた見事な描写となっています。
曾我蕭白(1730~1781)
江戸中期の画家。
京都の商家の生まれと伝わる。
高田敬輔に師事し、
また曾我派・雲谷派の画法を学んだと記録され、実際の作品もそれを裏付ける。
京都知恩寺に伝わる元代の画家顔輝の怪異な人物画「蝦蟇鉄拐図」などを参考にしながら、
狂人の表情、獣の手足、乞食の衣を備えた個性的な人物群像を作り出したほか、
花鳥画や山水画でも伝統的な題材にデフォルメを加え、
細密な着色画から粗放な水墨画まで、卓抜な技法を駆使した奇怪な画風で評判をよんだ。
少なくとも2度伊勢(三重県)地方を旅行し、多くの作品と逸話を生み、
また播州(兵庫県)にも足跡を残した。
禅宗の聖者や高雅な文人を、機知的な見立てなどで卑俗な人物にやつす手法には、当時の文芸と共通する趣向が働いており、
交友のあった松波酊斎ら儒者や禅僧の顔ぶれからも、
「奇」や「狂」の精神を尊ぶ明末の陽明学左派の思潮が、その発想法や無頼の行動に影響したらしい。
池大雅に親しむ一方で、
円山応挙の絵を「絵図」と蔑んだという逸話は彼の文人志向を示している。
※タイトル末尾の数字は管理番号です。
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