管理番号 | 新品 :73086959 | 発売日 | 2024/07/21 | 定価 | 31,800円 | 型番 | 73086959 | ||
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現在理想のツイーターともいえるハイルドライバーを、天然木の無垢材を使用したエンクロージャーにマウントすることによって、愛用のスピーカーのサウンドを簡単にグレードアップすることができる、追加型スーパーツィーターシステム、2個1ペアの出品です。
なおこのツィーターには、ネットワークが内蔵されており、ご愛用のスピーカーに並列で接続するだけで、簡単に使用することができます。
ハイルドライバーは、Dr. Oscar Heilによって1972年に発明された方式ですが、現在ではハイファイオーディオでは ELAC のJETツイーター、そしてプロオーディオでは ADAM のARTツイーターとして知られています。
ハイルドライバーの動作原理は、ドーム型やリボン型そしてコンデンサー型等とは異なっており、ダイアフラムが直接空気をドライブするピストンモーション型ではありません。
それは世界的には Air Motion Transformer という名称で認知されており、空気の動作形態を変換するという、いわば空気が空気をドライブする独自の方式となっています。
具体的には、アコーディオン状に折りたたまれたダイアフラムが磁界内に置かれ、そのダイアフラムにエッチングされた導体に信号電流が流れると、隣り合ったプリーツ同士が吸引と反発動作を行い、その谷間から空気を吸入放出することによって前面にある空気をドライブする、という動作となっています。
この方式の第一の特徴は、通常のユニットがダイアフラムの面積分しか空気を動かさないのに対して、折りたたまれた大きな面積のダイアフラムが狭いスリットから空 気を出し入れすることにより、コンプレッションドライバーと同じ圧縮伸張動作を行うことがあげられます。
そしてそれによって得られるメリットは、空気の動作スピードが何倍にも加速されることとなり、立ち上がりおよび立下りの時間は大幅に短縮されます。
結果として、ふつうのダイレクトラジエーターでは決して得られない、圧倒的なダイナミックトランジェントが実現されています。
したがってハイルドライバーをスーパーツイーターとして追加することは、単に超高域の倍音成分を補うだけではありません。
その独自の圧縮伸長動作によるトランジェントレスポンスの改善によって、明瞭度の 確実なアップとリアルな質感を手に入れることができます。
それまで寝ぼけていたような音が、シャキッとした最先端のサウンドへと生まれ変わるその効果は、スーパーツイーターというよりもスピーカーエンハンサーといった方がふさわしいといえるでしょう。
ぜひこの機会に、ご愛用システムの追加型スーパーツィーターとして、ドーム型ツィーターを遥かに上回る性能を実現した、このハイルドライバーの真髄を味わっていただきたいと思います。
なお製品は新品未使用品になりますが、製造時や製作時に起因するスリ傷等がついていますので、何卒ご了承いただきたいと思います。
クロスオーバー周波数 8KHz(-6dB/oct)
再生周波数特性 8kHz~40kHz
公称インピーダンス 4
Ω出力音圧レベル 90 dB/w/m
許 容 入 力 30 W (MAX 60 W)
サ イ ズ 115 W × 115 H × 100 D /mm
質 量 約 470g
クロネコヤマト便 (60サイズ)にて、送料着払いでお届けいたします。
それではよろしくお願いいたします。
★ ツィーターについてのつぶやき ★ 現在市場には数多くのツィーターが出回っています。そしてそれらは大きくは二種類に分けることができます。 一つはドーム型ツィーターに代表されるボイスコイルを使用したもの、そしてもう一つはボイスコイルを使用していないものになります。 皆さんもご存じのとおり、スピーカーシステムには低域と高域を分ける、クロスオーバーネットワークが搭載されています。 そしてウーハーの高域を減衰させる素子として、コイルが使用されています。 しかしながら高域を再生しなければならないツィーターに、高域を減衰させてしまうボイスコイルが搭載されているということは、一種の欠陥製品であるといえるかもしれません。 コイルの特性は、高い周波数になるにしたがってインピーダンンスが上昇していくことにあります。実はこのインピーダンスの上昇 = 抵抗の増大、によって高い周波数がカットされるという仕組みとなっています。 しかし一番の問題は、インピーダンスの上昇に伴って位相がどんどん遅れてしまうことにあります。 人間の耳は先に届いた音には感度が高く、そして遅れてきた音には感度が低い、といった特性を持っています。 したがってボイスコイルを持ったツィーターは、音楽に含まれる倍音の忠実な再現性に乏しく、簡単にいうとボケた音になってしまうということがあげられます。 そしてその事にいち早く気付いたメーカーがありました。 それは米国のBBE(バーカス ベリー エレクトロニクス)社であり、遅れた高域の位相を進めることができる、というソニックマキシマイザーという製品を完成させました。 実際には位相を進めるということは能なので、中域と低域の位相を遅らせることによって、高域との位相を整合させる仕組みとなっています。 そしてそのプロセッサーの威力は絶大で、楽器のひとつひとつが明確に分離してリアルに浮かび上がり、そして埋もれていた音まで聴こえるようになり、また音楽の生々しさがよみがえる、という効果を発揮します。 結論として、以上のようなプロセッサーを使用することなく、シャキッとした鮮明なサウンドを実現するために、ボイスコイルを使用しないツィーターの採用をお薦めいたします。 そしてそれらは、AMT ハイルドライバー、平面磁界型=プラナーマグネティックツィーター、そしてリボン型等になります。 By Red Moon Music