ＪＢＬ2251（改Ｋ110コーン紙）のキャビネット＆Ｆｅｎｄｅｒ ＵＳＡ Ｆｒｏｎｔｍａｎ２５Ｒヘッド

この大きさから信じられないパワーと音の良さを実現しました。スピーカーユニットはネオジウム磁石を使った単体6.4万円もする高級オーディオに使われている２２５１ＨＰＬユニットをスペックは、サイズ１０インチ１６Ωダブルダンパー、能率１０７ｄｂ、許容入力４００ｗ、軽量１．８ｋｇととてつもない仕様のユニットで特に能率がドライバー並みに高いので音量がアンプ出力２５ｗでも８０ｗ並みのパワーが稼げます。このユニットにＫ１１０用ＵＳＡ製リコーンキットＣＲ１１０（8Ωボイスコイル）が手に入りましたのでコーン紙を張り替え8Ωのユニットにしました。このユニットを見ますと後ろ側の放熱フィンの巨大さのお陰で耐入力が３００ｗ以上になります。新品コーン紙は張りがありＦＥＮＤＥＲ特有の明るいパーンと張った、これぞＦｅｎｄｅｒと言うサウンドになります、キャビネットは大きさ４３㎝ｘ３２㎝ｘ２２㎝で重さも５．５㎏位、普通の磁石の１０倍の磁束密度ネオジウム磁石ですので軽量でハイパワーの特別キャビネットに仕上げております。バックパネルに密閉型とオープンバックの良い所取りしたオーバルオープン型にしましたので低音も重苦しくなく且つパワー感がのあるキャビネットです。
アンプ部はＦＥＮＤＥＲ ＵＳＡ（メキシコ工場製）のＦｒｏｎｔｍａｎ２５Ｒのアンプヘッド化しました。大きさは４３㎝ｘ２２㎝ｘ１２㎝で重さは３．５ｋｇです。本来は電源トランスが下側に飛び出していてその厚さも１０㎝位ありますので、トランスを薄型に交換しシャーシ内に移してこの厚さに収めることが出来ました。又リバーブユニットもＵＳＡアキュトロニクス製ですがノイズ対策が弱かったのでアルミのテープで外皮を覆って外部からの電磁ノイズに対応するようにしました。この頃のＵＳＡ製ボリューム類は丈夫でガリなども無く、コントロール類も正常に働きます。キャビケースは新規設計で、下側はパワーコードやシールド線などの収納スペースとして使えるように設計しています。
ＦＥＮＤＥＲアンプのサウンドを求める方は必見です。２５Ｗとは思えないコンプレッションの効いた力感は６０ｗ以上のアンプと同じくらいの音量で奏でることが出来粒立ちの良い、ＪＢＬユニットのサウンドは一度体験しますの他のアンプは使えなくなると思います。（2023年 11月 11日 5時 21分 追加）アンプヘッドはスピーカーキャビの取っ手に前側からスライドインして固定しいますので、斜めにしてもヘッドが滑り落ちない様になっております。