管理番号 | 新品 :45674075 | 発売日 | 2024/10/19 | 定価 | 72,000円 | 型番 | 45674075 | ||
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カテゴリ |
【勇】 津田近江守助直 天和二年八月日 鎧通し 美しい棒樋 新刀上々作大業物 高級古拵え 白鞘 短刀 刀 日本刀
商品説明当店から一言:この度津田近江守助直の鎧通しをご紹介します。拵えとともに代々旧家で大事にされていたようですが前の所有者様の年齢やご家庭の事情のことがあり手放すことになった刀です。お守り刀として大事にされていたようで拵えも白鞘もある完品です。昔から鎧通しはお守り刀として家に飾られることが多くこの刀がまさにそうだったのでしょう。前所有者様も手放すことを躊躇していたみたいですがお孫様ができたようで危険と判断しお譲りいただきました。その時に伺った話ですがこの刀は代々引き継いだもので家族を守り財をつくる刀だとして祖父から父、父から子へと継承されていたようです。このようなごご利益のある刀をぜひお手元に置いてみてはいかがでしょう。
本刀助直について
大坂新刀を代表する近江守助直は、寛永十六年に江州野州郡高木村に生まれ、名は孫太郎と云います。大阪に出て二代助廣に入門。後にその助廣に妹婿となり、延宝三年より津田性冠し、同名を切り添えるようになります。刻銘は、近江国助直、近江守助直、近江守高木住助直、津田近江守助直、津田近江守助直 江州高木などと切ります。作風は師、助廣の創始した濤乱刃を得意とします。他に互の目乱れや湾れや、直刃も焼きますが、そのいずれもが上手で一般的に匂が深く小沸がよくつき、匂口が明るく冴えるもので、中には師の助廣に迫る作もあります。作刀にみる年紀は、寛文八年が最も古く、元禄六年彼が五十五歳の時の作が最終となります。
本作は天和二年、助直の円熟した四十四歳の作品です。体配から、身幅広く肉置きもどっしりとして、反りが深い、貫禄がある健全な脇差です。地鉄は小板目鍛えの地鉄に杢目肌が交じり、鍛えは密に詰んで地沸が厚く一面に付きます。刃文は得意の濤乱互の目乱れで、匂い深く小沸が厚くついて刃中は明るく冴えており、足、金線、湯走り、砂流しなどが盛んに働きます。鋩子は直ぐとなって小丸へ上品に返ります。
銘:表【津田近江守助直】 裏【天和二年八月日】
付属品:登録書
種別:短刀 登録番号:73562 平成16年1月13日
サイズ:長さ 21.3cm
反り:0.0cm 目くぎ穴 1個
元幅:2.1cm 程 元重:0.85cm 程
先幅:1.45cm 程 先重:0.6cm 程
刀身重量:150g 程(ハバキ・柄を除く)
ハバキ重量:16g程
鞘全長:35cm程
柄重量:53.7g 程
柄横:8.9cm程
拵え全長:32cm程