博物館級！ 澄江アノマロカリス 前部付属肢 三葉虫との奇跡のコラボ

カンブリア紀、中国雲南省産、関山動物群の化石です。 アノマロカリスの前部付属肢です。アノマロカリス自体、日本国内では入手手段が極めて限られます。国立科学博物館でも、常設展示されているアノマロカリスは一本の付属肢だけです。近年中国の化石に対する輸出規制が強まり、ミネラルショーでも滅多に見なくなりました。高騰も著しく、ミネショの常連になっている某氏のアノマロカリス口器の化石は55万円もしております。これは規制前の10年ほど前に合法的に入手したものです。ご安心ください。 保存状態は非常に良好です。大きさも丸まった状態で3センチほどあるため、十分肉眼で観察できます。上部にわずかな欠けがありますが、先端から根元までしっかり観察することができる良品です。このレベルの化石は、国内の博物館の常設展示ではまず出会う事はないでしょう。 そしてこの化石の特徴は、マルチプレートになっている点です。触手の下に群集する部分化石は、恐らくホンシヤナスピスと思われる、三葉虫の破片です。このことから、少なくともこの種のアノマロカリスと三葉虫は、生息区域や時代が一致していたことが分かります。三葉虫を追っていたアノマロカリスが土石流に飲み込まれて化石になったのでしょうか。想像が広がります。母岩もしっかりしており、1センチ程度の厚みがあります。
この度、撮影や研究の終わった不要な化石を順次放出することに決めました。カンブリア紀の食物連鎖を閉じ込めた化石を、是非手に取ってご堪能ください。
★化石の名称・産地の同定に関しましては、購入先の情報を基に記載しております。化石の同定は100％の確度のあるものではありません。同定の誤りには責任を負いかねますので、写真をよくご覧の上ご精査頂きますようよろしくお願いします。 ★輸送中に僅かに欠けや粉末が出る可能性があります。厳重に梱包しますが、破損があった場合は、宅配業者にお問合せください。 ★質問等がある場合は、購入前にお願いします。★出品物の化石は、研究用に収集したものです。撮影した写真等は、今後出品者の著作物に使用する可能性があります。予めご了承ください。  以上の注意事項に同意された方は購入をご検討ください。 返品交換は致しかねます。