管理番号 | 新品 :38367672 | 発売日 | 2024/10/13 | 定価 | 39,980円 | 型番 | 38367672 | ||
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▼商品概要
珍しいオリジナルのセッティングに入ったままのサフィレットを使用したペンダント。
カップはオリジナルで、上部にペンダントのチェーンを通すための丸カンを付けています。
丸カンも同時代の素材を使用して作製しています。
カップは別の金属の土台に溶接されていたもので、ガラスは現在入っている金属のカップを壊さないと外せません。
制作時から外されたことがないと思われる珍しい状態です。
ガラスですので、デッドストックでもわずかな傷・欠けはあるのが普通ですが、表面以外の側面と裏側はフォイルに包まれているため、恐らく傷はありません。
内部の様子については下記にも記述していますが、すべて同製品の別パーツをカップから外して判ったことです。
サイズもそちらからの推定になります。
カップの形状自体は、そのままヴィクトリアンのアール・ヌーヴォーの曲線を多用したプレート等に溶接されてジュエリーに使われます。
ジョージアンからこのタイプは見られます。
こちらは真鍮製にガラスですので、その頃の貴金属製品のレプリカということになります。
ジョージアンの頃には、石は輝きよりも色が重視され、カラーフォイルの裏張りが施されていました。
ヴィクトリアン後期に至っても、裏張りされたアメジストやガーネットとローカラットの金のイヤリングやペンダントトップに、こうしたデザインの製品が見られます。
サフィレットは古いイギリスのサフィレットによく見られる濃い色合いで、青が美しくフラッシュします。
カットもクッションで、これぞサフィレットという、昔風のクラシックなサフィレットです。
▼サイズ
∇ペンダントトップ - mm × - mm
∇サフィレット 約 6.67 mm
∇チェーン 60 cm アジャスターつき(貴和)
▼状態
サフィレット表面に擦れや小傷あり。
中は120年以上そのままの状態なので、目立つ傷はないと思われます。
取り出した方のピースのフォイルは若干劣化(というか汚れ)が見られ、汚れを拭こうとした際に一部破れてしまいました。
非常に薄いので、劣化ではなく薄さのせいかも知れません。
フォイルはカップ裏から一部見えていますが、そのための穴は元々あいていたものです。
底面はキューレットで尖っているためで、平行になる金属との摩擦を防ぐ目的です。
カップには溶接跡が残っています。
何かありましたらご質問下さい。