管理番号 | 新品 :29387838 | 発売日 | 2024/04/04 | 定価 | 35,000円 | 型番 | 29387838 | ||
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カテゴリ |
南宋〜元時代(13〜14世紀)
福建・同安窯系
径 約 18.5cm 高 約 8.5cm
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いわゆる珠光青磁の鉢です。
片切り彫の刻花の技法で、
流れるような蓮華の花をあらわしています。
枇杷黄色や淡黄褐色と呼ばれるような
深みのある色合いは、茶の湯の祖
村田珠光に好まれたため珠光青磁とも呼ばれます。
宋元時代には、福建省同安区を中心に
龍泉窯から影響を受けた青磁を焼く窯が大量に
存在しており、一大窯業地域となっていました。
なかでも1956年のダム建設の際に発見された
汀渓窯址からは大量の遺物が見つかり、
日本や東南アジアに珠光青磁を
輸出していた代表的な窯であることが
わかりました。
龍泉窯系青磁と同安窯系青磁の製品は
技法や色合いが類似しており
見分けがつきにくいですが、
龍泉窯系は高台内まで施釉するものが多く
同安窯系青磁は高台内を無釉としているものが
多いのが特徴です。
同安窯系製品の高台をみると
さくさくとした白っぽい胎土が確認できます。
縁に古い銀直しが2箇所あり、
そこから薄いニュウが伸びています。
高台に2mmほどのホツがあります。
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※照明などにより実物の色が写真と
多少異なって見える場合が有りますのでご了承下さい。
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