Bill Lawrence BTOM-60P 3TS

1980年代製 MADE IN JAPAN
かつてモリダイラ楽器が製造していた「ビル・ローレンス」ブランドの1本、正確な製造年は不明ですが、80年代の後半に作られたものだと思われます。
プリンセスプリンセスの奥居香モデルとして制作されたモデルで、個性的なヘッドストックやピックガードの他、ジャンボサイズフレットや6連サドルブリッジ、ボディバックのコンター加工などにオリジナリティが感じられますが、1ピックアップの貴重なエクスワイヤータイプとしても魅力的なギターです。
ネックはつば出し22フレットのメイプル1ピースで、艶消しのサテンフィニッシュで仕上げられています。ボディ材にはアルダーがセンター2ピースで使用されており、ボディトップにバインディングが施されています(フロントピックアップ用のザグリはありません)。ピックアップにはビル・ローレンスの「T2」を採用、3Wayのセレクタースイッチはネックポジションでハイカットのプリセットトーン(トーンノブが無効となり常にトーン0)、センターポジションで通常の1ボリューム1トーン、ブリッジポジションでトーン回路のバイパスというオリジナルのエスクワイヤーと同一の仕様で、1ピックアップながら幅広いサウンドバリエーションが確保されています。
ボディトップ下部にやや目立つ傷があり、保護のためクリアーを塗布してあります。その他、擦り傷や打痕、経年による1プライピックガード特有の浮きなどそれなりの使用感は見られますが、年代を考慮すれば充分に美品と言える状態です。フレットの減りもそれほど見られず、ネックのコンディションも良好です。トラスロッドの余裕もあり、電装系も問題ありません。
リペア・パーツ交換歴：打痕クリアー塗布
ネック：メイプル1ピースボディ：アルダー2ピース
ナット幅(実測)：42.2㎜
重量：約3.45㎏
ソフトケース付
※当店にて清掃・点検・調整済み
送料：沖縄・離島を除き一律980(沖縄・離島は3,000)