ベルウッド ランシング Bell Wood Lansing プリアンプ MS 660 / 3 ぱっと見は 金田式 に似ているように見えます

ベルウッドランシングのアンプを確認したくて入手しました。
ALPSのRK40やロータリースイッチ、ススム抵抗やスプラグのコンデンサーなど、20年くらい前の定番高級部品が使われていますが、トランスが自社の特注っぽいので、電源へのこだわりが一番強いアンプかと思われます。また配線にもこだわりがあるように感じます。
メーカー品なので当たり前といえば当たり前かも知れませんが、使われている部品は（当時は）普通に入手できる部品が多く使われているのに素人臭さを感じない仕上がりで、見た目も含めて全体的に美しいと思いました。
また個人的にはぱっと見で金田式っぽくも見えたのですが、本当のところはよくわかりません。もしかしたらベルウッドランシングは安井式におけるニッシャ技研のような位置づけなのではと思った事もありましたが、そこまで調べることはできませんでした。（そういえばニッシャ技研でも最後まで電源をいじって研究していたようです）
MS 660 / 2との違いは電源周りだけかと思いましたが、比較してみると全体的に色々と変わっているようです。
音的には、個人的にはふっくらした音とでも言いますか、立体感や空気感みたいなものをイメージしやすい音なのでは無いかと思えました。その分新しい音やインパクトを求めている音ではないと思いますので、そういった方面を求める人にとっては合わない可能性があるかと思います。何というか、現代的なオペアンププリの音にディスクリートで対抗した感じとも言えるかも知れません。
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