約91年前(1931年製)primus No.516 A/B B.A. HJORTH & Co社サイレントダブルバーナー[ケロシン(灯油)]【検:プリムス/svea /optimus/radius

A/B B.A. HJORTH & Co社製
primus №516ダブルバーナー 。
燃料は灯油です。

プリムスコードがVなので
今から92年前の1931年製。
外装は、本来、琺瑯なのですが、
長く使用されている間に再塗装を施されています。
また、本来はキッチンストーブとして使われていたもののようです。

デザインの優雅さが好きで
25年ほど前に現地で手に入れ、
以来キャンプやBBQ用のツーバーナーとして頻繁に使っていました。
そのため経年の使用感やアタリ、古傷、錆などいろいろあります。

直近の使用は8月中旬です。
その時も火勢は良好でした。
また、今回の出品にあたり画像撮影を兼ねて
各部のチェックがてら点火していますが、
特に不具合はなさそうです。

覚えているメンテ箇所は
給油口やバーナーヘッド、NRVのパッキン交換、
ポンプカップの交換ぐらいでしょうか。
あと、手に入れた時から、バーナーキャップがoptimusのものでした。


概寸は、
幅550mm 奥行250mm 高さ165mm

コレクションアイテムとしてよりも、
実用してくださる方がいらっしゃると嬉しいです。




（2023年 10月 26日 20時 30分 追加）
点火方法:
①タンクに灯油を入れる(7割くらい)
②プレヒートカップにアルコールを入れて点火し余熱をする。
③ポンプを1〜3回くらいポンピングする。(予熱が充分であればこの時点で気化したガスが白煙状に立ち上ります)
④点火する
⑤着火時は火勢がありませんが、そのまま様子を見てください。弱い火勢ですがバーナーヘッドを温めるためです。余熱の延長だと思ってください。
⑥バーナーヘッドが温まってそうな時点で、また少しポンピングして、タンク内圧を高めてください。青い炎になりますので、そうなればokです。
※現代的な白ガスのランタンなどとは違うので、点火前にポンピングはしないでください。液状の灯油が水鉄砲みたいに噴き上がるだけですので。
※火力調節はできません。減圧ネジを緩めて火勢を衰えさせることは可能ですが、煤が出たりして不完全な燃焼になります。