管理番号 | 新品 :02995366 | 発売日 | 2024/12/25 | 定価 | 150,000円 | 型番 | 02995366 | ||
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牛が描かれた、絵御本の香合のご紹介です。
御本の名前は、御手本の意で日本で作られた手本をもとに、焼かれたことが由来です。
釜山倭館窯は、寛永16年(1639)朝鮮釜山の倭館内に築かれた対馬藩宗家の御用窯で、燔師(はんし)が朝鮮の陶工を指導して、注文品を焼かせた物の事を言います。
おおらかで温かみのある肌に、微笑ましい牛の絵が観る人を和ませてくれます。
足元の形も洒落気があります。
誂えたのであろう仕覆、鹿革製の紐が付いた箱もきちんと揃い、今日まで大事にされてきたのが伝わってきます。
写真のとおり、縁に直しがありますが御本の香合はなかなか珍しいと思います。
お好きな方に、是非。
〈大きさ〉
香合 約5.3cm×約3.5cm×約3.5cm
箱 約7.3cm×約5.5cm×約6.5cm
(2021年 12月 14日 13時 30分 追加)
〈ひとりごと〉
こちら、香合本体もさることながら、箱の作りが丁寧なんです。木釘だし。"繪御本"の字もいいでしょ。
高麗、対馬、元寇、名護屋、豊臣秀吉…このあたり、個人的に大好きなんです。昔の背景に思いを馳せながら眺めてみてください。
また唐津へ行きたいな。
名護屋城跡も何もないんだけどいいんです。呼子の長閑でどこか切なくなる空気感もいい。