18世紀の手彩色ボタニカルアート全116点★ピエール・ビュイヤール『パリのフローラ』第5巻/1780年刊初版

◆商品名◆
18世紀の手彩色ボタニカルアート全116点
ピエール・ビュイヤール『パリのフローラ』第5巻
1780年刊初版

◆商品説明◆
ピエール・ビュイヤール
『パリのフローラ』第5巻
パリ；P. Fr. Didot le jeune, 1780年刊初版

18世紀末のフランス人植物学者ビュイヤールのデビュー作『パリのフローラ パリ周辺の植物誌』全6巻の内の第5巻初版です。

別刷り手彩色図版全116葉が掲載されています。図版は、博物画の名手フランソワ・マルティネに習ったという著者自身がおそらく手がけたもの。

顔料が特殊なのか、18世紀の手彩色図譜の味わいは格別です。紙が少し変色している分、清楚な白色がとても印象的です。極小の花びらも丹念に着色されています。かわいいです。

図版1点につきテキスト解説1~2ページが組み合わされています。ノンブルはありません。

全文はこちらで公開されています。
https://gallica.bnf.fr/ark:/12148/btv1b8626124q/f1.planchecontact

装幀は刊行当時の背革装。外装の状態は、前後のジョイント部に亀裂がありますが、綴じはしっかりしています。角が潰れています。本文は濃淡のシミが全体にあります。

ピエール・ビュイヤール（Jean Baptiste Franois Pierre Bulliard、1742年頃 - 1793年9月26日）はフランスの医師、植物学者、菌類学者である。図鑑、"Dictionnaire lmentaire de botanique"などで知られる。
オート＝マルヌ県のAubepierre-sur-Aubeで生まれた。ラングルのコレージュで学び、クレルヴォー修道院に入った後、パリにでて医学、植物学を学び、パリで医師として働いた。植物学に関する著書を多く執筆し、1783年に出版した植物事典（"Dictionnaire lmentaire de botanique"）は植物学用語の統一やカール・フォン・リンネの2名法による分類の普及に役割を果たした。多くの図版を載せた菌類学の著作も評価が高い。 （wikipedia）


本のサイズは写真では把握しずらいので、一緒に写している蛍光ペンとの比較においてご判断くださいませ。

当方が出品しております革装本はすべて、内外の図書館で採用されている処方（Brecknel Turner Saddle Soap、Klucel G、Talas Leather Dressing、SC6000等）でメンテナンスされておりますので、特別なお手入れなしでもしばらくご入手時の状態をお楽しみいただけます。




書名：Flora Parisiensis, ou Descriptions et figures des plantes qui croissent aux environs de Paris...
著者：Pierre Bulliard
出版社：Paris chez P. Fr. Didot le jeune
出版年：1780
言語：フランス語
ページ数：
サイズ：21x13.5cm
状態：商品説明を御覧ください
◆コメント◆
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