管理番号 | 新品 :97547102 | 発売日 | 2024/06/07 | 定価 | 264,100円 | 型番 | 97547102 | ||
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カテゴリ |
xkcrx 藤代鑑定書 福永酔剣折紙・鞘書 刀苑書載 大聖寺前田家・清水徳川家伝来 鎌倉中期文永頃 約750年前 互の目丁子華やかに乱れ金筋掛り匂口明るく冴える名品 太刀 銘 国宗
法量
説明 長さ
反り
元幅
先幅
元重
鎬厚
先重
鋒長
茎長
重量 68.7cm
2.2cm
2.9cm
1.8cm
0.55cm
0.65cm
0.37cm
2.7cm
15.3cm
568g 鎬造、庵棟、身幅尋常、反り深く、腰反り付き、中鋒。鍛は、大板目肌に、杢目肌交り、地沸微塵に厚く付き、地景よく入り、映り立つ。刃紋は、互の目に、山形の互の目・丁子刃・小互の目・小丁子など交え、棟焼掛り、湯走り・飛び焼掛り、足・葉よく入り、小沸よくつき、金筋砂流し掛り、匂口明るく冴える。帽子、乱れ込んで小丸。茎は、磨上、先栗尻、鑢目佩き表勝手下り佩き裏切、目釘孔二。ハバキは、金着一重。
国宗は、鎌倉中期に新田荘に住した刀工で、福岡一文字直宗の子国真の三男であったことから備前三郎と呼称されており、同時代の光忠とは、系統を異にしている。後に鎌倉幕府に召されて同地に下向し、鎌倉鍛冶の開拓者の一人となった。この太刀は、身幅尋常、先やや細く、反り深く、腰反り付く、優美な太刀姿で、大板目に、杢目交じり、地景よく入り、映り立つ地鉄に、山形の互の目に、丁子刃・小互の目など交え、足・葉よく入り、小沸よくつき、金筋・砂流し掛るなど刃中の働き盛んで、匂口明るく冴え、国宗の華やかな作風を示して出来が良い。現存希な在銘太刀の名品である。昭和17年に藤代義雄先生の鑑定書が、昭和48年5月には福永先生により鞘書と折紙が発行されている。昭和48年7月号の刀苑に福永先生の解説が詳細に書かれているが、大聖寺前田家・徳川家御三卿である清水徳川家に伝来し、昭和48年当時はまだ徳川氏の所蔵となっている。 ・・・ 上記の画像は フォトアップで掲載しました ・・・ (2023年 4月 19日 20時 03分 追加)引退品です。