管理番号 | 新品 :00865455 | 発売日 | 2025/01/07 | 定価 | 63,500円 | 型番 | 00865455 | ||
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カテゴリ |
akima neosのファズです。2021年に入手しましたが、今後使用することがないため断捨離します。
保証期間は過ぎてしまっていますが、保証書も付属します。
特徴
この「Germa Bite」そして「Germa Bite II」は、今までのファズというカテゴライズに限られるものではなく、ギタリスト、ベーシストの使い方次第により幅広い意味での歪み系からブースター系まで、サウンドメイキングに無限の可能性を与えてくれるペダルです。
【以下、 アキマ氏による製品解説 】
ゲルマニウム・トランジスタとは?
ゲルマニウム・トランジスタはエフェクトペダルの歴史上最初期のファズには使用されていましたが、動作の不安定さ、酷い誤差率のため量産には向いておらず、安定した特性を持つシリコン・トランジスタの出現により次第にその立場が取って代わられるようになってしまいました。
しかし、ゲルマニウム・トランジスタの音色は音楽的に素晴らしく、以降いくら新しいテクノロジーから生み出されたものでも全く歯が立たないモノでした。
現在でも音響的な増幅素子としてはゲルマニウム・トランジスタを超えるモノは開発出来ていないと感じています。
そして今日に至りゲルマニウム・トランジスタは、ブッティックブランドの極少量生産で製作されたファズ、ブースター等でしか使用されていないマイノリティーな電子素子として、存在し続けています。
ファズに使用するゲルマニウム・トランジスタを厳選
ファズが誕生してから50年以上が経過した近年、ゲルマニウム・トランジスタは良いモノ(個体)から先に漁り尽くされ、その結果出回っているほとんどのものは増幅度が低く、また増幅度の良いものは希少な上とても高価であるが故、適切な特性を持ったゲルマニウム・トランジスタを揃え、納得のいく製品を作るという事は能に近い状態になってしまいました。
そのような状況の中、自分の60th Anniversaryとして今回特別なゲルマニウム・ファズを製作するため、今や世界的にもかなり貴重品となっている1960年代の高品質なゲルマニウム・トランジスタを相当数入手し、その中から適切な特性のものを選別しAkima & Neosブランドとしてリリースいたします。
2機種の違いは内蔵ゲルマニウム・トランジスタの個数:個数で変化するサウンド
「Germa Bite」 はゲルマニウム・トランジスタ2石を使用。
1960s のトーン・ベンダーを基調とし、更に高いアウトプット・レベルに仕上げたファズで、主にアンプのクランチを手助けするようなブースター、オーバードライブ的な使い方に適しています。
また両機種ともにギター本体のボリュームコントローラーへの追従性は驚くほど高く、ボリュームがフルアップ時はロング・サスティーンの図太いファズサウンドとなり、ボリュームを少々絞るとファズとは思えないオーバー・ドライヴ的なクランチサウンドが得られ、更に絞ると鈴鳴りのクリーンサウンドへと変化の振り幅が非常に大きく、ゲルマニウム・トランジスタでしか得られない真空管とソリッド・ステートの中間のような暖かさとアタック感が特徴です。
有効なのはパッシブタイプのギター・ベース
しかもそれは、シングル・コイルでもハムバッカーでもパッシブタイプのギター、ベースであれば全て有効です。
「Germa Bite」は今までのファズというカテゴライズに限られるものではなく、使い方次第でドライヴ系からブースター系まで無限の可能性与えてくれるペダルだと考えています。
寒冷時にも発揮するポテンシャル
また、両機種ともにかなりの寒冷の時にポテンシャルが発揮出来ない場合があります。
これは温度変化に弱いゲルマニウム・トランジスタの特性です。
しかし、裏蓋を開けるとアジャスト・ポットがあり、ドライバーで誰でも簡単に最高のポテンシャルに合わせる事が出来るので心配は要りません。
このディヴァイスを使うことによって、まるで魔法にかけられた感覚を味わう事が出来るでしょう。
仕様
INPUT:楽器の入力
OUTPUT:エフェクターの出力
Bite:歪み具合の調整
Level:エフェクターの出力調整
Inside Adjustable Pot:バイアス調整
(このコントローラーはエフェクター内部に設置してありますので、調整する際は本体裏ブタを外す必要があります)
SWITCH:On/Off Switch (True Bypass)
SIZE:W60mm×D112mm×H50mm
WEIGHT:199g (Battery not included)
ACCESSORIES:Instruction Manual
●電池の交換
・本体裏ブタの 4 本のビスを外し交換してください。
電池は9V/006P を使用します。
・長期間ご使用になられない場合は乾電池の液もれを防ぐためにも本機より乾電池を取り外しての保管をお願いします。
・電池交換の際、内部の回路に触れたり、配線に無理な力を加えたりしないでください。故障の原因となります。