【真作】 後陽成天皇 宸翰 三社託宣 紙本墨書 桃山時代 若書 天皇 豊臣 徳川 公家 宮廷 公卿 和歌 古筆 掛け軸 書画 茶掛け 神道 茶席

商 品 詳 細

《 真作保証 》

総丈１６９センチ総幅４６センチ本紙丈８５センチ本紙幅３１センチ
紙本墨書、緞子表具、箱なし
少汚れ、微小ヤケ、本紙に若干のアレ

後陽成天皇御宸筆の三社託宣です。これほどの作品は錚々出回るものではありません。東京美術倶楽部で、神号のみで３００万の正札がついていました。國學院大學博物館に吉田家伝来のものがあります。本作は若書きで、熟練期の書風とはまた異なった様相を呈しています。茨城県指定文化財の天照皇太神の神号と、照のれっかや、春日明神の神の共通がはっきりみてとれます。國學院のものとは、託宣部分をみていただければ、共通部分を多く見出していただけます。絶対的な自信をもって真筆保証いたします。

【後陽成天皇】第107代天皇（在位1586～1611）。名は和仁、のち周仁。正親町天皇の皇子誠仁親王の第1王子。母は新上東門院藤原晴子。1586年（天正14）正親町天皇の養子となり即位。88年、関白豊臣秀吉から支度料を贈られ聚楽第に行幸、諸大名から忠誠の誓いを受けた。しかしそれは形式的で、実際は天皇と並んだ関白に諸大名が忠誠を要求されたものであった。92年天皇は宸翰を送り、秀吉の朝鮮渡海を思いとどまらせた。舟橋秀賢から漢学を、細川幽斎から和学を学ぶなど、和漢の学問的教養に造詣が深く、慶長勅版を刊行させた。江戸幕府成立後、親王（のちに後水尾天皇）を擁立しようとする徳川家康と対立し、退位。陵墓は京都の深草北陵。



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