インドネシア・カリマンタン島ダヤク族のビダンというの古い刺繍

インドネシア・カリマンタン島ダヤク族のビダンという名の古い刺繍スカート(D)
カリマンタン島のダヤクの中でもイバン(Iban)と総称される人々が、かつて1950年代に、スカートとして使用していたものです。一般的には「ビダン(Bidang)」と呼ばれる刺繍が施された織布です。このようなスカートは通常、結婚式や、伝統儀式などの特別の行事で用いられました。ビダンは複数枚の縫合が一般的ですが、この布の場合、一枚布です。モチーフは主に、ダヤクの守護神である「アソ（ドラゴン・ドッグ）」をイメージしたものや、生命樹をモディフィケーションしたものです。形状は筒型です。今では、このようなusedのビダンは入手が極めて困難になってきています。この品物は、2002年10月にバリ島のヌサドゥアで開催された第二回全国地方自治博覧会に、西カリマンタン州カプアス上流県が出展したものです。
サイズは、横幅が約55cm、長さが約55.5cm。サイズさえ合えば、今でも十分着用可能です。三枚目の写真の下側が裏側の画像です。
（注）何分古いものですので、糸がほつれた部分や、色落ちした部分、色が滲んだ部分、小さな破損箇所がある場合がありますので、事前にご了承お願いいたします。
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