怪奇探偵小説「眼鏡騎士 (スペクタクルズナイト)」湖南博志著・昭和15年作です。
著者自身が生原稿を綴じた、未発表／未刊行の作品と思われます。
前編・中編・後編、続 眼鏡騎士が含まれます、結構な厚みがあります。
この世に一冊しか存在しない貴重な本です。

眼鏡騎士 (スペクタクルズナイト)」とは何と蠱惑的なタイトルでしょう。
江戸川乱歩の作品を想わせるような探偵小説でしょうか？
戦前の大阪を舞台としています。
著者は同じく大阪を舞台とする探偵小説として、海野十三の「蠅男」等をあげています。
著者自筆のキャラクターもマスク姿の怪人でコロナ時代を予見していたかのようです。

湖南博志（こみなみひろし）氏は「悟空太閤記」等で知られる作家です。

昨今、未知の探偵小説の発掘や刊行がブームとなっています。
昭和15年に書かれたこの作品も埋もれた怪奇探偵小説の一冊でしょう。
ずっとコレクションとして大切に保管していましたが、
探偵小説研究家の方々や専門の出版社などにお譲りした方が本書のためと思い、
今回出品することにしました。
是非この幻の作品を世に出して下さい！

古い生原稿です。
ファイルの綴じ紐が1本ありません。
経年の割には保存 同じ著者によると思われる未完の原稿が付いています。（最後Photo参照）



特殊な古書ですので、ノークレーム、ノーリターンでお願いします。


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